石垣島海森学校6月の授業
「川の学校」
~『身近な水環境の全国一斉調査』に参加しよう!~
「カワレンジャー」大募集!
日時:平成24年6月3日(日)
午前8時20分 総合体育館前駐車場集合
午前9時より正午頃まで調査
終了後、希望者は昼食タイムの後午後2時より白保サンゴ村にて調査結果の報告&ゆんたく会を行う。
主催:石垣島海森学校(校長 正木譲)
対象:主に親子(子供は小学校3年生以上、大人だけの参加も歓迎)
募集人数:5組10名程度
調査項目:気温、水温、COD、五感によるもの、周辺の生物
調査地点:全12地点
参加申込み:電話にて申込み(090-5440-5495または090-9781-8464:事務局)
参加費:資料代100円
持ち物:筆記用具類、飲み物(一人500ml以上、多めに)、タオル、着替え
昼食:お弁当、又は外食など、自由時間なので各自。
服装:汚れてもよい動きやすい服。帽子。濡れてもよい履物(運動靴や長靴。草履は危険なので不可です。)
お願い:駐車スペースに限りがありますのでできるだけ乗り合わせてお越しください。
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梅雨もそろそろ終盤?晴れた日には爽やかな初夏の風が気持ちのいい今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
石垣島海森学校では3回目の実施となる「川の学校」を今年も開催いたします。私達と一緒に水質調査に参加して、川やその周辺に棲む生き物たちの観察をしてみませんか?
水質調査では、2004年から始まり、全国の川や水辺に親しむ市民が多く参加している『身近な水環境の全国一斉調査』に参加します。石垣島でもいくつかの団体が毎年参加するようになりました。
教室となる調査地は石垣島の広範囲に設定していますのでチームごとに車で移動し、それぞれの地点を調査します。調査は調査マニュアル・調査キットに基づいて水の汚れを測定します。実際に川の水に触れて水の色や臭いも記録し、周辺の動植物や環境もできる範囲で記録します。こうして私達が記録したものは同じ日に全国の市民が出した各地のデータとともに蓄積され、一斉調査のホームページ(URL
http://www.japan-mizumap.org/)や国土交通省河川局のホームページで公表されます。
石垣島の川はどんな水を海に運んでいるのかな?川によってみられる生き物も違うのかな?
そんなことを再発見しながら午前中は調査をし、昼食タイムをはさんでの午後からは自由参加となりますが、各地の調査結果の報告を兼ねたゆんたく会をします。
今年は八重山農林高校緑地土木科と富野中学校の生徒さん達も参加してくれます。若いきらきらした感性は石垣島の川からどんなメッセージを受け取るのでしょうか?
みなさんも是非、普段なかなか触れることのない「川」を五感フル活用で体験してみてください。
文責・事務局 普天間明日香
下の地図には石垣島の主な河川を載せました。
小さな川を入れるとほんとはもっといっぱいありますね。いつか全部行ってみたいなあ
今回の調査地は、
新川川、磯辺川、宮良川、ンタナーラ川、佐久田川、大田川、荒川、下田原川、通路川です。
いろんな川があるけれど、どの川も表情が違います。
山の中を流れる川、
町の中を流れる川、
(わわっ泡ぶくぶくだっ)
田んぼの間を流れる川、
生き物がいっぱい?それとも少ない?
泳ぎたくなる?それとも水を触るのもイヤな感じ?
楽しくなる川、考えちゃう川、いろいろあると思います。
石垣島といえば、青い海!白い砂浜!
エコツアーでマングローブの川下り、なんてのはあるかも知れませんが、
一見、なんでもない川ってほんとに見向きもされていませんね。
でも、この川一本一本が、みんなの大事な海に流れ込んでいるんですね。
サンゴも魚も貝もモズクもアーサもみんな川の水の影響を受けますね。
もちろん、海の恵みを美味しくいただいたりする人間も。
だから、やっぱり、ヒトゴトじゃないんです。
水の調査しながら、いろんなことに思いを馳せてみませんか?
「この川行ったことがあるね!」
それだけで愛着って湧いてくると思います。
雨のあとは「今、どんな水が流れているかな?」
そんなことを、ふと考えるようになれたらいいな、
そんな子どもたちであってほしいな
と、思います。
リュウキュウバライチゴ
セマルヒエピタモドキ(ウソ!イラガの仲間の幼虫らしい)